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花菖蒲栽培暦

  淡墨桜

12月


今月の花菖蒲

葉はすっかり枯れました。あとは2月の芽出し期まで待つのみです。

葉はすっかり枯れました。芽の部分に養分をたっぷりと蓄えて冬の寒さに耐えています。




今月の作業

今月行った方が良い作業を紹介します。

水遣り
雨の少ないこの時期は意外と乾燥するものです。時々見回って乾いているようなら温かい日の午前中に水やりをします。夕方にやると水分で鉢が割れたり、株が傷んだりすることがあります。夕方には水が切れるよう、必ず朝に水やりをしましょう。

肥料
休眠中ですから必要ありません。来年の芽出し時期まで肥料をやらないようにしましょう。

鉢増し
今月は行いません。
病虫害防除
休眠期に入れば薬剤散布は必要ありません。
実生株の管理
親株同様、水切れに注意する程度です。

その他

葉が枯れたら地際から切り取りましょう。枯れ葉は害虫の巣になるばかりでなく、春の芽出し時に新芽の邪魔になります。 枯葉をめくってみると、アブラムシが・・・

今年の反省と来年に向けて
・今年の花菖蒲の出来は、まあこんなとこかなってかんじでしょうか。ただ、のんきーさんの花菖蒲などと比べれば肥培が足りないのは明かですね。来年は、もう少し早く7月下旬頃から肥料を与えたいと思います。
・鉢のサイズは昨年よりは大きいですが(昨年は3.5号、今年は4号が中心)、やはり極大輪品種を満足に咲かせるのには、少し小さいかもという気はします。栽培スペースの問題はありますが、もう少し大きな鉢で栽培できると良いなと思います。一部プランター植えにしても良いかなと思っています。
・今年の実生苗の管理は失敗でした。昨年は3日に一回程度の液肥を与えて立派に成長・開花しましたが、今年は忙しさに感けて手を抜いてしまいました。結果、花が咲く大きさの株には程遠い状態で冬を迎えてしまいました。もう一年栽培すれば花は咲きますが、どうせなら早く花を見たいもの、来年の実生は肥培管理をしっかりやりたいと思います。
・最近流行している花菖蒲の恐ろしい病気”リゾクトニア”にかかる株がいくつか出てしまいました。有効な薬が無いそうなので、運に任せるしかないのですが・・・来年は発病しないことを願います。
・せっかく咲いた花を充分観賞することが出来ませんでした。花時期は梅雨なので、いつも花が雨で汚れて綺麗な花を見れることが少なかったです。この時期だけでも雨除け出来れば良いのだけれど、多分無理でしょうねぇ。
・花のみを鑑賞して全体的な鑑賞が出来ませんでした。普段は何の味気も無いポットで育てているのだから、花時期くらいは綺麗な鉢に収めて草姿や鉢とのバランスも含めた美しさの鑑賞が出来たらと思います。






最後に
これで花菖蒲の栽培一年間は終りです。地上部の無い冬は楽しみが無いようですが、花時期に撮った写真を見たり、1年間の栽培を振り返り来年の参考にしたりと、やることは結構あります。ボクは花の写真だけではなく、その時々の株の状態を写真に撮ったり、栽培履歴を残したりしています。綺麗な花を見るのはもちろん楽しいですが、葉の成長過程や生き生きとした苗の状態を見たり、来年のために作業を振り返ったりするのも、とても楽しいものです。花菖蒲に限らず、植物の1年間の移り変わり見れるということは実にすばらしいことですね。また、今年はインターネットを通じてたくさんの花菖蒲好きの方と知り合うことが出来たことが、一番だと思います。来年もきれいな花を咲かせるためにがんばりたいと思います。




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